銀座の路地裏を描いている若色益夫氏の作品2枚を待合室に飾ることができました。
建築デザインの仕事をしている若色氏が路地裏を描くきっかけとなったのは、
壁を伝う配線や絡みつくように空中を行き交う電線に目がいったからだとのことで、
その配線や電線がどこまで延びているのか興味を覚え、視線は路地裏に向かったそうです。
誰にも教えたくない店に通じる路地裏は秘密の通路、しかしながら、
再開発で移転したり店を畳むところがあり、もうそのスケッチブックの中にしか残されていない風景も少なくないそうです。
若色氏の作品は、雑誌:古典酒場の「銀座・昭和浪漫、今、再び」号で紹介され、
今では、地元銀行に飾られるようになり、銀座の商店主からは、カレンダーや年賀状にも採用されているとのことでした。
若色君は小学校からの同級生で、小さい頃から絵が上手い生徒でした。
ご来院の際はぜひ、ご覧になってみて下さい。