診療科目と料金表

予防歯科

早期発見ではなく、虫歯や歯周病をにならないように、お口をチェックして、リスクを見つけ、虫歯や歯周病にならない最良の予防をましょう。3~4ヶ月に1度のチェックが、理想です。

虫歯予防のチェック項目
  • レーザーによる虫歯チェック(臼歯咬合面の健康度のチェック)
  • その人に合った歯磨き(ミュータンス菌の除菌)
  • フッ素の使用(歯の強化)
  • シーラントの応用(6歳臼歯のむし歯予防)
  • 唾液検査(虫歯になりやすいお口のチェック)
  • 生活習慣(お口の酸性状態のリスク度チェック)
※料金は、唾液検査(3000円)以外は保険の適応になります。

このような検査機器を使います。

ダイアグノデント

【ダイアグノデント】

レーザーにより、初期う蝕の発見とその深さを測定することができます。

RDテスト

【RDテスト】

唾液中のミュータンス菌の量や活動状態を知ることができます。
むし歯のリスク判定の大切な指標です。

CAT21Buf

【CAT21Buf】

唾液の緩衝能を測定します。
緩衝能は、口腔内を酸性状態から、安定した中性状態にもどす唾液のすばらしい能力です。
緩衝能が低いと、むし歯のリスクは高くなります。

モイスチャーチェッカー

【モイスチャーチェッカー】

舌粘膜と頬粘膜の乾燥度を測定します。

ペリオセーバー

【ペリオセーバー】

位相差顕微鏡で口腔の細菌叢をチェックして、歯周病の進行状態・歯磨きのチェック・治癒の過程を知ることができます。

お母さんになる方へ…むし歯になりにくい子を育てよう

生まれたばかりの赤ちゃんは、むし歯の原因菌であるミュータンス菌を持っていません。
しかし、育児の過程で、母親など周囲の人から感染してゆきます。

生後19ヶ月(1歳7ヶ月)では25% 主に母親のお口の菌が転写されます。
生後31ヶ月(2歳7ヶ月)では75%        〃   

このとき、母親が「口腔ケア」をしっかり実践していると、ミュータンス菌の少ないお口の状態を転写してあげられます。3~4ヶ月に1度のお口のチェックで、虫歯になりにくいお口を、子供にあげて下さい。

理想的な予防は、妊娠前から3才までの間は、母親のお口の虫歯菌を少なくしておくことで、定期的に、歯と歯の周囲をPMTCして、むし歯菌の少ないお口にしておきましょう。
お父さんも、例外ではありません。
歯周ポケットがある場合には、その中を除菌して、歯周病を防ぎましょう。
この除菌には、次亜塩素酸水が抜群の効果を発揮します。

【注意すること】
■家庭での口腔ケア(歯磨き、食生活)
■歯科医院での、3~4ヶ月に1度の口腔ケア(歯磨きのチェック、PMTC、フッ素)

※PMTC: 歯科医院で、歯周ポケット内の細菌や歯石などの汚れを取り除き、傷ついた歯面を修復し、 歯面を滑沢にして、プラークの再付着を防止する、歯のクリーニングです。
※フッ素: 歯の表面を酸に強い結晶構造に変え、歯の再石灰化を促します。
歯磨きペーストを選ぶ時には、フッ素入りのものが推奨されます。