脳梗塞で倒れた82歳の知人の姉が、入院中に突如、言語障害を起こして話すことが出来なくなりました。
詩吟の師匠をしていた方です。
かかりつけの歯科医師に診てもらったところ、長年入れていた義歯がすり減り、咬み合わせが低くなっているため、気道を圧迫して、脳への酸素量が少なくなっているの可能性があるとのことでした。
脳への酸素量が減少すると、うつや認知症を誘発します。
無呼吸症候群は命に関わる病気です。
すり減った義歯の高さを徐々に調節して、咬合調整等を行ったところ、どんどん回復していったそうです。
咬み合わせは、単に物を食べるだけでなく、呼吸にも密接な関係があります。